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住宅ローン金利の大幅な引下 げの影響とは

長い間低金利が続き、住宅ローン金利も大幅な引下げによって、史上最低水準が続いてきました。景気の先行きにも明るさがみられず、多くの人が「当分金利の上昇はないだろう」「金利の低い変動金利型や固定期間選択型の固定期問の短いタイプが一番」と考えてきました。実際、長い間住宅ローン利用者の半数以上が変動金利型を利用してきたのです。しかし、いつまでも超低金利か続くわけではありません。いますぐに金利が上がるということではないにしても、中長期的な視点からみれば、金利上昇は避けられない環境になりつつあります。実際、2013年に入ってから金利上昇によるリスクの大きい変動金利型の利用者が減っています。

住宅ローンは20年、30年と返済が続くのですから、その間には、必ず金利上昇の波が押し寄せてきます。そのときにアダフタしないように、万全の選択、安心の返済計画を立てておく必要があります。もちろん、バブル時のような短期間での急速な金利上昇は考えにくい環境とはいえ、中長期的な視点からみれば、金利がゆるやかにに上昇していくことはまず間違いないところでしょう。それだけに、金利引下げによる低金利メリットに目を奪われるだけではなく、その後のリスクについても十分に理解して、より安全度の高い住宅ローンを選択し、確実な返済計画を立てることが重要になってきます。

最近は、金利上昇時のリスクを少なくし、それでいて低金利メリットもある程度亨受できるミックス型のローンも増えています。全期間固定金利型と変動金利型などを組み合わせるわけです。金利引下げに目を奪われるだけではなく、こうしたさまざまな商品を検討して、より安全確実で、しかもできるだけトクできるようなローンを利用するようにしたいものです。また、この金利引下げ制度、誰でも利用できるものとは限りません。適用条件はさほど難しいものではありませんが、給与振込み、公共料金引落し、系列のクレジットカードの利用などが条件になります。そうした手続きが必要になる点にも注意しておく必要があるでしょう。